鶴ヶ峰駅から徒歩約10分。旅行好きな店主さんが作り上げた、旅気分を味わえるカフェ「Cafe ARRIVAL」に行ってきました。その様子をレポートします。
駅前のにぎわいから離れて向かう

前回記事で訪れた鶴ヶ峰駅北口前の商店街を抜けると、すぐに静かな住宅街の風景へと変わります。
大きな帷子川(かたびらがわ)に架かる橋からは開放感のある景色が広がり、駅前とはまた違った雰囲気を感じられます。

遊歩道も整備されており、木陰の続く道を歩きながらお店へ向かいます。

途中には幹線道路の下を通る地下横断歩道もあり、トンネルを抜けながら向かう道のりも楽しみのひとつです。
看板を発見

トンネルを出たら「カフェ アライバル」の看板が見えました。
外観は一般的な住宅のようで、内側にどんなカフェがあるのか、まだ想像ができません。

右に回り込むと、「Cafe ARRIVAL」の店名が掲げられた入り口やデッキが見えてきます。住宅のように見えていた建物が、正面に立つとカフェらしい表情を見せてくれました。
店主はお一人で営業だけではなく配達もされているそうです。訪問の際は、時間に余裕を持って伺うと安心です。
さっそく、入店します

店内に入るとまず目に入るのが、ずらりと並ぶ旅行関連の本や、マトリョーシカ人形、旅行かばん。
旅をテーマにした空間づくりが印象的で、これから旅が始まるかのような気分を味わえます。
奥では、家族連れが楽しそうに会話を交わしていました。
客席は右奥にもあり、この日は右手の扉の先にある部屋へ案内していただきました。

こちらは、元々一般のご家庭の住居だったそうです。旅に関する本や雑貨が所々に並び、一見するとにぎやかな空間ながら、不思議と落ち着いた雰囲気。まるで誰かの旅の思い出をのぞいているような気分になります。

テーブルや椅子は利用人数に合わせてレイアウトを変えられるそうです。

1人でのんびり過ごす時からグループでの利用まで、さまざまなシーンで活用できそうです。
本日のメニューも豊富

こちらの部屋にも先客が4名ほど。忙しく動き回る店主が「お待たせしましたー」と大きなメニューを運んできてくれました。
「アメリカンダークチェリーかき氷 アイスとホイップのせ」など、この時期ならではの一品をはじめ、食事やデザート、ドリンクまで幅広く掲載されています。
「ドリンクだけのご注文もお気軽にどうぞ」「長時間のご利用もOK」など、ところどころに添えられた手書きのメッセージも印象的。利用者に気持ちよく過ごしてほしいという店主の思いが伝わってきます。

珈琲は豆や抽出方法の種類も豊富で本格派。紅茶や中国茶、アルコールも揃い、その日の気分に合わせて楽しめそうです。
デザートとドリンクを注文し、ニュージーランドの旅本を手に取りながら、出来上がりを待ちました。
コーヒーからいただきます

窓の外に見える庭の緑を眺めながら、まずはアイスコーヒーをいただきます。
「ブラジルストレート使用」とある一杯は、ロースト感のある香ばしい味わいで、酸味は控えめ。デザートとの相性も良く、ブリキの器に入っていることも相まって、まるで旅先のカフェに立ち寄っているような気分を味わえました。

プリンアラモード。高さのあるガラスの器に、四角いプリンを中心にフルーツやアイスがたっぷり盛り付けられています。店主のサービス精神が伝わってくるような、どこか気取らない盛り付けにも、この店らしい温かさを感じました。
主役のプリンはクラシカルな硬めの食感で、卵とミルクの風味がしっかり感じられます。

アライバルパフェ。実はこの二つのデザートを注文した際、店主が「材料が似ているので、食べ比べには向いていないけれど、良いですか?」と教えてくれました。
気さくに声をかけてくださる店主とのやり取りも、この店の魅力のひとつです。
確かに使われている材料は似ていますが、器や盛り付けが変わるだけで印象も大きく変わります。パフェはアイスクリームとホイップクリームを中心に、フルーツがたっぷりと盛り付けられ、それぞれの魅力を楽しめました。
旅先でほっと一息つける居場所

食後の余韻に浸りながら、帰り際に立ち寄った洗面所の一角にも色鮮やかなタペストリーがありました。飛行無線のようなBGMも聞こえ、細かな部分にも遊び心が散りばめられていました。

窓際には、店名の由来にもなったワードレス絵本『アライバル』が置かれていました。主人公は異国の地で言葉や文化の違いに戸惑いながらも、少しずつ居場所を見つけていきます。
旅をテーマにした店内で過ごしていると、その物語とどこか重なるような感覚になります。
Cafe ARRIVALもまた、日常の中でふと立ち止まり、ほっと一息つける居場所になってくれるかもしれません。
Cafe ARRIVAL
住所:神奈川県横浜市旭区鶴ヶ峰本町2-51-32
アクセス:相鉄本線「鶴ヶ峰駅」から徒歩約10分
TEL:045-952-5377
営業時間:店主が一人で営業やデリバリーを行っているため、営業状況はご来店前に電話でご確認ください。
定休日:水




















