【天王町駅】終わりがあるから恋しくなる|春から秋までの「夏至茶屋」でランチ

天王町駅から徒歩約10分、浅間町車庫前バス停からすぐの「夏至茶屋」へ、ランチをいただきに行ってきました。

バスに揺られて、小旅気分

「次は〜浅間町車庫前〜」というアナウンスが流れると同時に、「とまります」ボタンをサッと押しました。
久しぶりのバス乗車に、ちょっぴり小旅気分です。

横浜市営バス101系統、浅間町車庫前バス停で下車。
今回はこちらのバスで向かいましたが、相鉄線の天王町駅からも徒歩約10分で訪れることができます。

マンションの間に、ピンク色の一軒家

バス停で降りると、大通りの向かいに見えてきたのは、マンションの間にこぢんまりとたたずむピンク色の建物。
一瞬見逃してしまいそうになりながらも、無事に発見して横断歩道を渡ります。

建物の目の前まで来ると、立派な二階建ての一軒家です。
サーモンピンクの外壁に、手書きのランチメニューが書かれた黒板。思わず足を止めたくなる、かわいらしいお店です。

懐かしい土間のある玄関から店内へ

開け放たれた玄関から土間へ、お邪魔してみます。

「いらっしゃいませ」
女性がやわらかな笑顔で迎えてくださいました。

丸い石が敷き詰められた玄関先。土間とすのこがある空間に、靴を脱いで上がると、遠い子どもの頃、祖父母の家へ遊びに行ったときのことを思い出します。

日本家屋の広間を活用したカフェ空間

訪れたのは、日曜日の11時半過ぎ。開店直後で一番目に伺えたようで、まだ静かな広間の奥にある、丸い木のテーブル席へ。心地よい風が吹き抜けます。
目に映るのは、ふすまやボンボン時計、すりガラスといった、日本家屋らしいしつらえ。そこへ、ハワイアンやボサノバ、ジャズのBGMがさりげなく聞こえてきます。

大通りに面していることを忘れてしまうほど、穏やかな時間が流れています。

ポップでモダンなデザインのテーブルや椅子が並ぶ一角もあります。

テラス席も含め、それぞれ異なるテーブルセットでありながら、古民家の空間にしっくりとなじんでいます。

イタリアンからアジアンまで選べる6種類

本日のランチは、自家製パン付きのパスタ、ハンバーグ、グリーンカレーなど、イタリアンからアジアンまで幅広い6種類のメニューです。

ランチにはドリンクが選べ、+250円でデザートも付けることができます。
どれにしようかと楽しく選び、注文してゆったり待ちます。

チキンピカタとグリーンカレーをいただきます

溶き卵を絡めて焼いたチキンは、外は香ばしく、中はしっとりとやわらか。
トマトソースと一緒にいただくと、ごはんによく合います。

そしてグリーンカレーには、個人的に好きな焼きなすがトッピングされている!

大きなスプーンでひとくち。最初にココナッツの香りとやさしい甘さ、深い旨みを感じたあと、最後にカレーの辛味がやってきます。

お皿の底には、食べやすくカットされたオクラやしめじ、かぼちゃ、ジャガイモがゴロゴロ。
先ほどのピカタには、野菜を大きくカットして、グリル野菜として添えてありました。
同じ食材を違った形のお料理で楽しめるのも、小さなカフェならではの工夫なのかもしれません。

デザートは、パンナコッタとガトーショコラを

パンナコッタは、お花のようなガラスの器と木製の台座が趣のあるスタイル。
ブルーベリーソースが添えられたパンナコッタは、なめらかでミルキーな味わいです。トロピカルミックスジュースと合わせて、爽やかなデザートの組み合わせでした。

ガトーショコラは、今までいただいた中では一番水分量が多いというか、生チョコレートをいただいているような、しっとり感がありました。
合わせたアイスコーヒーも、複雑な香りとロースト感があり、甘いケーキとぴったりでした。

ワンちゃん連れもOK!ペットと一緒に過ごせます

ふと気がつくと、土間玄関の横にあるテーブル席にはワンちゃん連れのお客さんが。
その後、訪れた家族連れの子どもたちがワンちゃんと戯れる様子にも、ほっこりしました。

春から秋までのみオープンする理由

帰り際、店主の女性にお話を伺うと、もともとこちらでお茶の教室をされていて、その後、空き家になった家を活用して、カフェを始めたそうです。
始めた頃は夏の間だけ、そして現在は、毎年春ごろから秋ごろまでのみオープンしています。(今年は11月30日まで)
なぜ冬はお休みされるのか伺うと、「ここ、一軒家で冬は寒いから!」と笑顔で教えてくださいました。さらに「終わりがあるほうがモチベーションも保てるし」と、チャーミングで飾らない店主さん。

長く大切に使われてきた一軒家を活用し、無理なく自分たちのペースで営業を続けていることが伝わってきました。

終わりがあるから頑張れて、次の始まりをまた楽しみにできる。
春の桜、夏の花火、秋の紅葉のように、ずっとはないからこそ、恋しくなる。そんな余韻を残してくれた、夏至茶屋でした。

MIDSUMMER CAFE 夏至茶屋
住所:神奈川県横浜市西区浅間町4丁目342-2
アクセス:相鉄本線「天王町駅」から徒歩約10分
TEL:090-2438-2627
営業時間:11:30-17:00(L.O.16:30)
定休日: 水曜日
※2026年は4月27日から11月30日まで営業(毎年同じ頃に営業)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。